2013-10-31

Apple Online StoreがiPad Airの発売開始を控え We'll be back. に

発売前日23:30の日本とUSのオンラインストア
はい、恒例の「しばらくお待ちください」が来ました。
ただいま23:32です。

日本のオンラインストアだけのようです(日本は http://store.apple.com/jp  アメリカは http://store.apple.com/us こちらはまだ)。

ちゃんと時差に合わせて、iPad Airの発売開始になるんでしょうね。

私自身はiPad Airをオンラインストアの刻印入りで狙っている(iPad miniまで待てない)のですが、今月のお小遣い帳をまだ付けていないので、微妙にすぐにはぽちっとできないのです。

(追記) アジア各地のストアが We'll back soon. です。
アジア以外、アメリカ大陸とヨーロッパは通常営業です。

(追記その2) 24:01現在、アジアはどこもオープンしていません。
ニュージーランドとオーストラリアは日本より1時間早いはずですがまだなので、アジア全体で一斉にオープン、というかオンラインストアの運営が少なくとも今回はアジア全体で共通のようです。

(追記その3) 無事オープン、1時頃だったか記憶が定かではないです。。。
iPad Airは朝時点(日本時間)では出荷24時間以内です。
おっと、気になる、記になる... さんによると、香港のオンラインストアでは、初期出荷分が完売したようです。
現在、香港では Currently unavailable と表示されています。

Surface 2に遭遇

iPad Air/iPad mini Retinaに先駆けて、Surface Pro 2/Surface 2が店頭に出ていますね。

Surface 2は持った感じ軽くて、2段階のキックスタンドも便利で、MS Officeがちゃんと動いていました。
画面も高解像度化されてきれいでした。
そして何より、Touch Cover 2が非常にいい感じでした。
以前のTouch Cover 1は、全然入力できないおもちゃみたいなもので、画面のソフトウェアキーボードよりも劣るのではないかと思うほどのものでした。
Touch Cover 2は、非常にスムーズに、明らかにソフトウェアキーボードよりも使い勝手がよく、その上とても薄く、バックライト付き(店頭ではわかりませんでしたが)です。

ハードウェア的にはiPad Airの強敵と強く感じました(iPad Airはまだ見ていませんが)。
ソフトウェア的には。。。モバイル利用ための業務アプリや、個人アプリがどれだけそろうかですね。
アプリの不足を補う(アプリ開発は従来の.NETではなく新しいWinRTでMetroスタイルのみ、かつIntel用とARM用を別々にコンパイルする必要がある)ために、もしかして、Androidアプリがそのまま動きます、とかやると非常にいいかもしれませんね(本物のMS OfficeとAndroidアプリが動く!という感じで)。

いや、ちょっと待ってください、FAQによると、Office 2013 RTには、VBAがない、OneNoteで録音と録画が直接はできない、OutlookでIRMが使えない、など頼みの綱のMS Officeにいくつかの違いがあるとのこと。
これはちょっと気をつけておかないといけませんね。

2013-10-25

Microsoft Officeより一歩進んでしまったiWork(改めCreativity Apps)

Microsoft OfficeがiPad版のリリースを手間取っている間に、AppleがiWorkのiCloud版を完成させ、なおかつアプリ版を無償(iPhone/iPod touch/iPad/Macを買った人に対して)にし、一歩先に行ってしまいました。

クラウド上のWebアプリは使いやすくなってきたとは言え、まだOfficeなどはアプリ版の方が良い(これはMicrosoftも同意見だと思います)、ということから、iOS版とMac版をきっちり提供。
その上で、iCloud連携し、文書はiOSからでも、Macからでも、iOS/Mac以外のブラウザからでもアクセスし、編集できてしまうようになりました。

今回の発表で、Appleの製品紹介ページもiWorkとiLifeの区別をなくして http://www.apple.com/jp/creativity-apps/ というページになっています。
今後はiWorkとiLifeをひっくるめて、「Appleのクリエイティビティアプリ」と呼べばよいのでしょう。

iPad/iPhoneのユーザがNumbersやKeynoteを使ってみて、その良さが浸透していけば、MS OfficeやGoogle Appsの牙城に食い込むのも現実的になると思います(現実歪曲フィールドももっとどんどん展開すれば)。
iOS 7の目新しさでユーザをキャッチし、 次にはクリエイティビティアプリを浸透させてしまう、という感じですね。

ところで、Mac版のアイコンがすべてiOS版のフラットなものに置き換えられてしまうのでは、と恐れていたのですが、現時点ではそんなことはないようですね。


ここで一つだけ将来への期待を書いておきます。

Appleのクリエイティビティアプリに関して、あと一つ足りないのは、企業のオンプレミス(社内システム)上での、文書保存とWeb編集だと思います。
会社業務の文書をAppleの運営するiCloudに保存してしまうと、個人の文書と混在してしまい、セキュリティ望ましくないことになります。
(これに関して発想を変えると、業務利用と個人利用のApple IDユーザを切り替えて使うのが、実はよいのかもしれません、まだ正式な解はありませんが。)
社内のサーバにiCloudを構築し、iPhone/iPadからはAppleのiCloudと社内のiCloudの両方を使う、あるいは切り替えて使うことが出来るようになればうれしいですね。
社内iCloudが(Mac Pro/OS X Server上じゃないと構築できませんではなく)汎用的なもの(一般的なWebサーバ上で構築できる(Webブラウザでの編集機能は優先度は低くてもよいので))であればもっと良いですね。
クライアントアプリ側も、現時点では文書の保存場所は、ローカルディスクかAppleのiCloudしか指定できません。

iPad Airの発売でApple製品の3x3カテゴリが完成

Apple 3x3 product category(仮称)
サプライズありましたね。
iPad Air、それとOS XとiLifeとiWorkの無償化。

iPad Airが出たことで、右のようにMac/MacBook/iPadの3つの製品ラインが、それぞれきれいに3カテゴリから2つずつ選ぶ形になりました。

それぞれの製品が美しいだけではなく、製品カテゴリも整理されて美しいなんて、いかにもAppleらしいですね。

2013-10-19

iOS 7の操作性の仕様変更で気になっている点

iOS 7がリリースされてちょうど1ヶ月が経ちました。
たくさんのうれしい新機能がある反面、とても気になっている仕様変更があります。
  • ロック画面の再生操作の呼び出しが、
    iOS 6ではホームボタンの2回押しだったのが、iOS 7ではホームボタンの1回押しまたはスリープボタンに変更。
    iOS 6では誤動作防止のためにダブルクリックになっていたはず。
    副作用として音楽再生中のスリープ状態で、時計を見たくてホームボタンやスリープボタンを押すと、iOS 6ではロック画面に大きく時計が表示されていたのが、iOS 7では再生操作画面が広く表示され時計はステータスバーに出るだけになってしまった。
  • 音楽や動画の再生位置を示すスライダー(再生ヘッド)が、
    iOS 7では単なる細い線になった(白色または赤色)。
    iOS 6では特にミュージックアプリでは画面を傾けると輝きが変化する金属質の丸いハンドルだった。
  • キーボードで小文字を入力しているのに、吹き出し型のフィードバックが大文字。
  • Spotlightの出し方が
    iOS 6ではホーム画面の1枚目の左側、ホーム画面でホームボタンをもう一押しすれば呼び出せたのが、微妙な下スワイプ操作に変更。
  • 下から出すコントロールセンターの一番上の下矢印は押すとコントロールセンターを閉じられるのに、上から出す通知センターの一番上の上矢印は押すだけでは動作せず上スワイプが必要(あっ、これは純粋にiOS 7の機能ですね)。 
  • 標準アプリのスリープ後などのアプリ再起動時の表示内容が、以前の画面内容を記憶していて即座に表示されるのはよいのだけれども、処理に時間がかかって内容が変わっている場合、以前の内容に従って先行して操作していると意図しない操作になってしまうことがある。
    たとえば、ミュージックアプリで、アルバムリストの真ん中あたりを再生していた状態だったのに、次の日にミュージックアプリを再起動(メモリ不足等で停止させられていた場合)すると、前日の画面がまず表示される。
    ところがアプリ自身は状態を記憶していないのでアルバムリストの先頭から再表示しようとする。
    ある曲をタップしたつもりでも反応せず何度もタップし、結果的に別の曲が再生されてしまうようなことがある。
  • メモ (Notes) アプリに、
    次へ・前へボタンがなくなった。
    メールには上のナビゲーションバーに「^ v」のボタンがあるのに、統一感が欠けていると感じます。

2013-10-08

今年はAppleから新製品発売はもうないの、あるの?

本日の 気になる、記になる... さん経由 MacRumors によると、Appleは10月28日に四半期業績発表のカンファレンスコールを実施すると通知したそうです。

と、いうことは、 もう10月には新しい製品の発表はないということですか?

iWatch、iPad、iPad mini、MacBook Pro with Haswell、Mac Pro、OS X 10.9 Mavericksなど待たれている製品は盛りだくさんなんですがね。
iPhone 5s/5cとiWorks for iOS for freeでもう十分おなか一杯なのかもしれませんが。
Kindle Fire HDX対策の一味違う練り直しをしているのかもしれません。

[2013-10-09] 各紙が「AllThingsDによると、アップルに近い筋が、10月22日発表会を開くと話した、とのこと」 と報じていますね。
よくある又聞きの又聞きなので、確度はわかりませんが、招待状は1週間後くらいに出ると予想されます。
そういえば、去年もちょうど、業績発表の開催通知と業績発表の日の間に、iPad miniの製品発表がありましたね。

[2013-10-16] 再びAllThingsDによると、予想通り10月22日に「We still have a lot to cover.」と題したSpecial Eventが開催されるとのこと。
iPod touchに関しても更新があるのでしょうか(エレコムのiPod touchとiPod nano用のケースとフィルムの発表に「間もなく登場するiPod最新モデル」とあります。訂正してもそのまま痕跡をなぜか残したままにしています。また、ソフトレザーカバーが説明文にはあるのに、現時点では型番一覧にありません。かなり不思議な発表文です。)。

2013-10-07

気になる2台のデジカメDP2 MerrillとS120を比べてみると

先日の比較に続いて、今度はDP2 MerrillキヤノンPowerShot S120の比較です。
いわゆる、高級コンデジと、小型上質コンデジです。
S120はF1.8レンズで世界最薄とうたっています。

なぜこの2台なのかと言いますと、3世代前のS95を家族でも使えるデジカメとして持っているからなのです。
気になっているDP2 Merrillに対するイメージトレーニングです。

サイズ的にはちょうど、S120を起動した状態と、DP2 Merrillとほぼ同じなんですね。

質量は、 S120が193g、S95が170g、DP2 Merrillが355gなので、ちょうど倍、これはまあ納得。
液晶は、S120が3インチ92万画素、S95が3インチ46万画素、DP2 Merrillが2.53インチ23万92万画素なんですね、う~ん。

さあて、そろそろ機が熟してきたかな。

[1023-11-09] DP2 Merrillの液晶サイズ、画素数を修正、最新機種並みのスペックでした。

2013-10-06

iPhone 5cは日常生活品、iPhone 5sは最高の工業製品

知人がiPhone 5cのイエローを購入。
カメラ周りもツライチになっていて余計な凹凸がありません。
プラスチックというよりは何かのパワーストーンのようと言えば言いすぎでしょうか。
iOS 7のデザインも、いわゆるスマフォから一歩出て、ユーザにより近い生活用品になろうとした結果なのかもしれません。
iOSの活躍の場をもっともっと広げようとしているように思えます。

今までのケイタイ、およびiPhone以外のスマフォは、いわゆる電子機器 然としてますよね。
電池が入っていたり、接続端子があったり、丁寧に扱わないと壊れてしまう感じで、いかにも先進的な感じでした。

iPhone 5/5sは、最高の工業製品、ガジェットとして美しさ、まとまりの良さ、カッコよさを体現しています。
工芸品の域に達しているといってもよいかもしれません。

iPhone 5cはさらに一歩フィールドを広げて、日常生活品としてデザインされたのではないでしょうか。
iPhone 6cはきっと防水構造になると思います。

[2013-10-06] 「iPhone 5sは工業製品」としていたのを、最高の工業製品、および工芸品に改め、見切り掲載してしまったことをお詫びします。
[2013-10-08]  BusinessWeekの記事で、IveとFederighiが、IDチーム (Industrial Design) とHIチーム (Human Interface) が協力して仕事をできるようになった、と言っているので、あながち「工業製品」は悪い意味ではないのかもしれません。

2013-10-05

えっ、iWatchならもうあるよ、でもね

スマートフォンならぬ、スマートウォッチがいよいよ出てきました(TechTarget JapanでSony SmartWatch 2とSamsung GALAXY Gearの比較記事、ケータイWatchのauからGALAXY Gear発売の記事)。
AppleからもiWatchというのが出るという噂も絶えません。

皆さん、忘れているかもしれませんが、iWatchは2011年の時点ですでに入手可能でした(写真:TikTokLunaTik)。

腕時計型のスマートデバイスを考えるときに、何がポイントになるのでしょうか?
腕時計の形をしていれば、なんでも作りさえすれば、それでよいのでしょうか?
  • スマートフォンまたはタブレットまたはパソコンの、純粋な子機・子画面として
    そういえば、パソコンの子画面機能が一時出ましたが、完全にすたれてしまいましたね。
    一部は子画面機能、一部はある程度独立して動くというのであれば実現可能かもしれません。
  • スマートフォンの機能を縮小して搭載
    スマートフォンのフォームファクタは持ち運びにちょうど良いので、現在の技術でそれをそのまま縮小しても制限のみが目立ってしまい、スマートフォンを置き換えられるとはあまり考えられません。
  • あるいは、新しい生活スタイルを提案
    ただし、メールやSNSや電話の着信をすかさず受け取れる、つまりずっとひっきりなしに着信が来るのは、生活の質としてはむしろ退化のように思います。
    電子機器あるいはインターネットとの間の距離感は、スマートフォン世代の現在より、もう少し離れていた方が良いのかもしれません。
    ずっと流れていても気にならないiRadioとか、Siriのみでの日常操作がポイントなのかもしれません。
    ちょっと気になった何かをネットでパッと調べものするためのガジェットは確かに欲しいですね。
    Personal Digital Assistant (PDA) とかKnowledge Navigatorという言葉を再度考えてみるとか。
  • 腕時計型よりむしろiPod nano 2011 (6th gen) のようにクリップ型の方が使い勝手がよい
    腕に付けてもよいし、襟に付けてもよい(音声入力に好都合、Star Trekの通信バッジ)し、ベルトに付けてもよい。
  • 小型化と相反しますが、1週間くらいはバッテリが持ってくれないと、ガジェットを追加する動機が湧かない
    e-Ink画面が必須かもしれません。
    CPUも次世代くらいのものが必要かもしれません(A6 64bitでパフォーマンス2倍なので電池の持ちも1.5倍くらいにはなってきた)。
  • AirPlay表示デバイスとBluetoothキーボードで物書き作業ができるようになっているとなおよいかも(現在の接続技術にとらわれる必要はないけれど)
    小型化のため、入力はメニューかSiriなので、文字入力はつらいはず。
    表示も外付けディスプレイに拡張できるとよい。
    物理的なドッキングでもよいし、無線通信でもよい。
    ファイルや文書はすべてiCloudに同期。
このあたりをうまく解決し、私たちのアッと驚く新しいライフスタイルを提案できないと、次のApple iWatchは出てこないのかも知れません。
あるいは意外と登場まで近いのかもしれませんね(最近のiPhoneなどの活発なリークはカモフラージュ?)。

2013-10-03

iOS 7のスワイプ操作は画面の端から、を意識して行うと良い

iOS 7で新しいスワイプ操作が追加されました。
  • 画面の上端から下にスワイプで、通知センター (Notification Center) を開く 
  • 画面の下端から上にスワイプで、コントロールセンターを開く
この2つは有名ですが、
  • 画面の左端から右にスワイプで、前の画面に戻る、ちょうど左上のコマンドバーの「< ちょめちょめ」と同じ
には注意が必要です。
「iPhoneユーザガイド iOS 7ソフトウェア用」(PDFファイル) には、単に左から右にスワイプとしか書いていません(例えばメールの『プレビューする』のところ『このメールボックスの表示/非表示を切り替えるには、右にスワイプ...』)が、左端からスワイプするのと、画面の中から始めるのではiOS 7では明確に異なる操作として解釈されるようになっています。

特に顕著に気を付けないといけないのが画面にあるApp Storeアプリで、アプリの詳細表示の際に、画面の中から左右にスワイプは画面イメージのスクロール、左端から右にスワイプはアプリ一覧に戻る、の操作になります。
意図しない操作になってイライラすることが特に多いです(画面イメージをスクロールしようとしているのにアプリ一覧に戻ってしまう、またはその逆)。
左端からスワイプなのか、画面の中からスワイプなのかを、はっきり意識して操作するとうまく行きます。

「左端から右にスワイプ」はメール、メモ、ミュージック、連絡先などの標準アプリでも多く使われています。
これらのアプリでも、ちゃんと左端からスワイプしないと反応してくれないので、画面の端をいつも意識するようにするのが良いと思います。

Windows 8でも画面の端からのスワイプの操作が沢山取り入れられましたが、iOS 7、つまりIveも、それに習ったということなのかもしれません。

[2013-10-03] 追記、
そういえば、Windows 8以前に、Palm/HP webOSの操作を思い出します。
プロセス一覧を出して、上にスワイプしてプロセスの終了は、まさにwebOSが最初に提案した特徴的な操作のひとつでした。